ハチ公もランクイン！素晴らしい偉業を成し遂げたスーパー犬ベスト１１

犬は、親友とも、家族の一員ともいいます。
犬を飼ったことがある人ならお分かり頂けることでしょう。
落ち込んでいる時、心配そうに傍によってきて、慰めようと、顔を一生懸命なめてくれるあの温かい動物。
本当に、人を幸せな気持ちにしてくれる生き物です。
どうしてここまで、飼い主、いえ、人を愛し尽くすことができるのでしょうか。
片時も離れず人に寄り添い、いえ、そればかりでなく、時としてその身を挺してでも救おうとする犬が世界中にいます。
そんな愛すべき私たちのヒーローを紹介しましょう。

ハニー

ハニーはコッカスパニエル。
マイケル・ボッシュさん（63）の飼い犬です。
ハニーと共に車で出かけたマイケルさんは事故を起こし、車内に閉じ込められてしまいました。
何とか脱出したハニーは助けを求めて走り、途中で出会った男性を連れて、車まで戻ってきました。
マイケルさんは無事に救出されました。

ネオ

ハスキー犬のネオは、飼い主であるマーシー・スニードさんが、糖尿病による低血糖の発作を起こした時、近隣の建物まで走り、そこにいた人の洋服をひっぱって、マーシーさんの元まで連れて戻りました。
マーシーさんは救急車で病院に搬送され、無事助かりました。

マヤ

ピットブルのマヤは、飼い主のアンジェラ・マルセリノさんを、暴漢から救出したことで、2008年のドッグ・オブ・ザ・イアーに選ばれました。

ライカ犬

クドリャフカと名付けられたライカ犬。
ソ連時代の1957年、スプートニク2号に乗って地球の軌道を回った最初の動物でした。

カトリーナ

ラブラドール犬のカトリーナは、くしくも自分と同じ名前のハリケーン「カトリーナ」に遭遇。
大水で溺れていた男性を助けた後、自分も流されてしまいましたが、その後すぐに救急救命隊に救出されたということです。

グレーフライアーズ・ボビー

グレーフライアーズ・ボビーとは、スコットランドのグレーフライアーズで、エディンバラ市警のジョン・グレイさんに飼われていたスカイテリア犬、ボビーのこと。グレイさんが1858年に死去した後、その墓のそばに14年間ずっと座り続けたということです。
スコットランド版忠犬ハチ公として銅像が建てられています。

トビー

ゴールデンリトリバー犬、トビーは、飼い主、デビー・パークハートさんが自宅でリンゴを喉につまらせ窒息しそうになった時、彼女の胸に飛び乗り吐き出させ、デビーさんの命を救いました。
米動物虐待防止協会の2007年ドッグ・オブ・ザ・イアーを受賞しました。

ハチ公

日本では、知らない人がいないといえるほど有名なハチ公。
渋谷駅前に銅像となって立っています。
飼い主に対する深い愛は、リチャード・ギア主演の「HACHI 約束の犬」に描かれています。

シャナ

ジャーマンシェパード犬とオオカミの交配犬、シャナは、冬の大雪の日、80代の飼い主夫婦が雪の中、立ち往生した車に閉じ込められてしまった時、雪を掘り進めトンネルを作り、助けを求めました。
この夫婦は、病気だった子犬のシャナをブリーダーからもらいうけ、必死に世話をし、育てたのです。

バルト

1925年、アラスカ北端のノーム市にジフテリアが発生し、血清を市に運ばなければならなくなりました。
折悪しく低気圧が近づき、猛吹雪となりましたが、血清の輸送を犬ゾリ隊に託すことになりました。
リレー形式でアンカレッジからノームまでの全行程1,100kmを運んだのです。
その時、最後の区間を輸送したチームのリーダー犬がバルトでした。

アポロ

アポロは、ニューヨーク市警の救助犬で、2011年に発生した同時多発テロの現場に最初に臨場しました。
しかし、火災と落下してきた瓦礫の下敷きとなり、命を落としました。
動物専用の勲章であるディッキンメダルを受賞しています。