ギネス登録された彫刻がデカ過ぎるくせに繊細すぎる！

思わずため息。。。
中国の著名な木彫りアーティストZheng Chunhui氏が手掛けたこちらの彫刻。
中国の伝統的なお祭り「Qingming Festival」とその側を流れる河川を模した作品で、その全長はなんと12.2メートル。
世界で最も長い木彫刻としてギネス記録に認定されています。


その長さにも驚きなのですが、なんといっても目が釘付けになるのは精緻に再現された建造物や人々。
４年の歳月をかけて造られただけあって、人の顔、姿勢、衣類のたるみ、屋根の瓦、木の葉などその全てに魂が注がれています。
しかもこの彫刻の中には中国の社会問題となっている貧富の差まで表現されているのだとか。
見た目の素晴らしさだけでなく、作者の主張が込められた本物の芸術作品。




全体像から感じられる迫力のあるインパクトと、随所に見られる微細な表現に思わずため息が漏れてしまいますね。
「良い仕事してますね?」とはこういう作品のためにある言葉なのでしょう。