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スイスのAlgordanza社、故人の遺灰からダイアモンドを作る技術を開発

スイスのAlgordanza社、故人の遺灰からダイアモンドを作る技術を開発
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Algordanzaというスイス企業が、故人の遺灰からダイアモンドを作る技術を開発したとして各国メディアを賑わせています。
この技術により親しい親族や愛する人からダイアモンドを作ることができるようになり、ダイアモンドはよりプライベートな宝石と見なされるようになるかもしれません。
では、どのようにしてダイアモンドを遺灰から作るのでしょうか。
NPR.orgによると、Algordanza社はまず遺骨を集め、それを高圧化に置きマグマと同等レベルの熱にかけます。
そこでできた遺灰を圧縮することでダイアモンドができるとのこと。



Algordanzaの創設者兼CEOであるRinaldo Willy氏は10年前にこのアイデアに辿り着き、それから今までに世界中で24か国もの国に支援者や顧客ができています。
同社は毎年800から900人分の遺灰を加工。
遺灰を回収してからダイアモンド作るには丸々3か月。
発送の際には箱に入れることもできるし、ジュエリーのように加工したものを受け取ることもできます。
Willy氏によると、ダイアモンドは人骨に含まれる物質の関係で青みがかった色に仕上がることが多いのだそう。
条件によっては、ダイアモンドは黒や黄色、白に仕上がることもあるようなのですが、その仕組みははっきりとは分かっておらず、人が多種多様であるように、元となる遺灰によって完成品の色も様々な特徴が出るようです。



ダイアモンド購入者の大半は、亡くなった方の遺族
それに次ぎ、終活の一環として自分の死後に遺灰をダイアモンドに変えてほしいという人も多いのだそうです。
Willy氏によると彼らの顧客のうち25%は日本人なのだとか。
全ての費用込みで、5,000~22,000USドルとのことです。

Algordanza社がこのサービスを始めてから、遺灰からダイアモンドを作るビジネスを真似する企業がほかにも出てきています。
例えばアメリカ企業のLifeGem社は、同ビジネスでアメリカ特許を取得しようとしている様子。

あなたは、愛した人をダイアモンドという形で残すことについて、どう感じますか?
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