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レゴのようにスマホを組立てる「Project Ara」、試作品完成し市販化に近づく

レゴのようにスマホを組立てる「Project Ara」、試作品完成し市販化に近づく
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レゴブロックのように自分の好きな機能モジュールを自由に組み立てられる素敵な新型スマートフォン「Project Ara」のデザインを公開してからたった6か月、Google社は第一段階の試作品を完成させました。
Spiral 1と呼ばれるこの試作品、ボストンのNK Labsで撮影された映像では、アプリケーション情報の入ったモジュールを組み替えたりしている様子が見られます。
モジュールにはLED、バッテリー、プロセッサー、スピーカーやUSBポートなど様々な機能を持つものがあります。
映像の中では、接続部がいくつかついた一枚の板に、設計者が部品を一つ一つはめ込んでいく様子が映し出されています。



Spiralでは携帯電話全体の50%がモジュールで構成。
現在、東芝が開発するSpiral2ではもう少し空白のスペースが設けられる予定だといいます。
Spiral2は来年1月14日の開発者会議にて公開予定。






4月に公開された開発資料によると、Araの携帯電話機は複数のバッテリーを搭載可能で、一つが切れてしまっても新しいバッテリーのモジュールと付け替えるだけで引き続き操作が可能
カメラも、低画素数のものから高画素数のものに付け替え可能です。
尚、この付け替え部分は3Dプリンターで印刷できるため、ユーザーは自分の好きなように携帯電話をカスタマイズすることができるようになっています。






開発資料ではさらに、携帯電話機は軸となる“背骨”と内骨格でできている、と説明しており、この内骨格となる部分を“Endo”と名付けています。
”Endo”はそれぞれのモジュールが引っかけられるようなあばら状になっており、サイズは既存のスマートフォン市場を一通りカバーできるようミニ、ミディアムとラージの3種類。ラージでは、ミニよりも多くのモジュールを搭載できるようになる予定。
Googleの試作キットでは、バッテリー、Wi-Fi、Bluetooth、カメラ、スピーカー等々様々なモジュールの説明をしています。
理論上、形状とセンサーがマッチすればどんなモジュールでもAraに使用することができ、Googleが骨組みを提供する一方、モジュールはほかの企業で開発をすることができるようです。
そういえば、この記事もおもしろかったです。
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