フライング・ダッチマン号参上。水のカーテンに投影された幽霊船がかっこよすぎる！

海の上をさまよい続ける幽霊船が、アムステルダムの運河の上に…。
放水でできた水のカーテンに、17世紀から時空を超えて迷い込んだ沈没船が立体的に浮かび上がります。
オランダで開催された“アムステルダム・ライト・フェスティバル”に出展されたプロジェクション・マッピング、“ゴーストシップ”で、作成したのは、ルーマニアの若い建築家4人によるユニット、visualSKIN。
直立した水の平面に、光が交差するように投影され、どの角度から見ても船が浮かび上がるというものです。
また、水上を吹き抜ける風が重要な役割を果たし、ゆらゆら揺れるその姿は、実に幻想的。
夢のようなシーンを演出しています。


“ゴーストシップ”は、17世紀、処女航海中に沈没した東インド会社の船をモデルにしたもの。
プロジェクション・マッピングによる“幽霊船”は、アムステルダム建築博物館、海洋博物館の前に錨をおろしました。

光が交差し、夜の港に、異次元から迷い込んだかのように一隻の船が浮かび上がりました。
都市の夜景に、妙にマッチするのが不思議な感じ。
風が、船を立体的に揺らし、光のページェントに演出を添えます。