車椅子の活動限界突破！スプリングで衝撃を吸収しトルクを増幅させる『Loopwheels』

「車輪の再発明」という言葉があります。
「広く受け入れられ確立されている技術や解決法を知らずに（または意図的に無視して）、同様のものを再び一から作ること」
という意味で、新たな価値の無いものにコストを費やして作り出すことから、皮肉的なニュアンスで用いられます。

しかし、これはどうか。

この『Loopwheels』は、ホイールの中央部分に特殊な構造のスプリングが内蔵されており、そのバネが衝撃を吸収し、車椅子の活動限界を超えた動きを実現可能とする車輪。


でこぼこに荒れた路面でも、縁石でも、草むらでも障害を物ともせず移動可能。
スプリングが衝撃を吸収し、その力がトルクを増幅させるため、サスペンションのない車椅子では考えられないような場所に移動することができるようになります。
サスペンションがあるかどうかで、車やバイクの乗り心地は大きく変わりますから、車椅子にももちろん、同じ原理があてはまる訳ですね。