ディズニーがRFID内蔵の『マジックバンド』を制作

ディズニーが新たに制作したこの『MagicBands(マジックバンド)』は、これまでのディズニーワールド体験をまた一歩「マジカル」にしてくれるだろう。
この『マジックバンド』にはRFID（Radio Frequency IDentification、無線自動識別）チップが埋め込まれていて、あらかじめクラウドサービスに登録しておくとパーク内で現金やクレジットカードが不要になる。
パークへの入園やホテルルームのロックにもこのリストが使われるそうだ。スマートフォンとも連携するとか。
この『マジックバンド』を使ったシステムは『MyMagic+』と呼ばれる。

『MyMagic+』と呼ばれるシステムの導入は、年間3000万人といわれるディズニーワールド来園者の体験を大きく変えるかもしれない。
このシステムによってディズニー側は、マジックバンドをつけた来園者の行動を一部始終把握できるようになる。
例えば、「この家族は１回の来場でビッグサンダー・マウンテンに５回以上乗っている」「この女の子はあっちでミッキーと握手したけれど、グーフィーは完全に無視した」といった来園者データを把握することができるわけだ。
このデータを使ってディズニーはパークをもっと「マジカル」に演出するだろう。
白雪姫「こんにちは、○○ちゃん！お誕生日おめでとう！！！」

多くのDIYプロジェクトでもRFIDは使われているが、テーマパーク規模で一度考え直してみると面白いアイデアが出てくるかもしれないね。