六角形の岩柱が密集する神秘的な謎の洞窟『フィンガルの洞窟』【スコットランド】
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フィンガルの洞窟とは
スコットランドの西部、インナーヘブリディーズ諸島の「スタファ島」に存在するこちら洞窟。
「フィンガルの洞窟」として知られるこの洞窟は1772年に発見され、スコットランドの詩人ジェミムズマクファーソンによって名付けられました。
よく見るとこの洞窟はなぜか六角柱状の岩が密集して形成されており、人の手が入っていない無人島であるにもかかわらず人工的に作られたかのような印象を持ちます。
なぜ六角柱状の岩が集まっているのか
六角柱状の柱が集まっている現象は「柱状節理」によるものと考えられています。
マグマが冷却固結する際や地殻変動によって発生し、柱状の岩体を形成します。
玄武岩質の岩石によく見られ、一般的には六角柱状のものが多いようですが、中には五角柱状や四角柱状のものもあるんだとか。
洞窟内部
洞窟の内部ももちろん柱がびっしりと並んでいます。
かなり人工的に見えますね。
まるでRPGのダンジョンへと続く入り口のようです。
洞窟外部
洞窟の外もやはり柱がたくさん並んでいます。
この『フィンガルの洞窟』は、音楽家のフェリックス・メンデルスゾーンが1830年に作曲した演奏会用序曲のタイトルとして使われており、この地でただならぬ霊感を受けたのだとか。
冒険中に霊感を受け直ちに作曲開始なんて凡人には考えられぬ行動です。
フィンガルの洞窟への行き方
スコットランドの港町オーバン、あるいはマル島やアイオナ島といった近隣の島からフェリーが出ています。
期間は4月?9月。
波が穏やかであればスタファ島に上陸して洞窟を散策することも可能ですが、波が高い場合は上陸できず島周辺を遊覧して見物するだけになります。
スコットランドの風土が生み出した神秘的な観光スポット。
あなたも一度冒険してみてはいかがでしょうか。
そういえば、この記事もおもしろかったです。
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2022-09-15
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