USB端子に高電圧を流して回路を焼き完全破壊するセキュリティでバイス「USB Killer」

機密情報や個人情報の流出がメディアで話題となり、世の中のセキュリティに対する意識が高まりつつある昨今ですが、この度非常にハイリスクなセキュリティ対策製品が登場しました。
その名は「USB Killer」。
名前が示す通り、PCのUSB端子を完全にぶちこわすために使うデバイスです。

情報がUSB経由で流出するケースは少なくありません。
大きなサイズのファイルでも短時間で移動させられますし、ネットワーク経由とは違って多少は記録に残りにくい性質があります。
そんなUSB経由での情報流出を防ぐためには、、、

「そうだ！USB端子を破壊してしまえば良いんだ！」

そんな考えから生まれたのがこちらの製品です。

この「USB Killer」、PCに挿し込まれると一時的に電気を蓄えて、高電圧に達したところでその電気を一気に放出。
USB端子周辺の回路を焼いて未来永劫使えなくするという代物。
制作者はクラウドファンディングのIndiegogoにて資金調達を実施中で、企業や大学への導入を勧めています。


とはいえ、USB端子が完全に使えなくなるのも後ろ髪を引かれますし、そもそもUSB端子部分のみを電気的に破壊するという事自体が保証されるものなのかが怪しいところ。。。
使ってみるには怖すぎる製品ではあります。