3DプリンターでNFCタグ内蔵のオブジェクトを制作してくれるサービスがローンチ

NFCを専門に扱うFlomio社が、NFCタグを内蔵した3Dプリントオブジェクトを作成するサービスをリリースした。
3DモデリングデータファイルをFlomio社へ送信し、制作するサイズ、カラー、NFCタグを選択すると、自宅まで届けてくれるようだ。
3Dプリンティングの制作過程において、NFCタグを埋め込む技術の研究を続け、この度のローンチに至ったとのこと。

NFCとは、「Near Field Communication」の略称で、従来のICカードなどと比較し、安価で非接触によるタッチ通信が可能なタグだ。
このNFCタグを活用した企業の販売促進や、マーケティング活動なども活発になってきている。
今では1枚100円未満のシール状のNFCタグも登場しており、NFCのリーダー機能を備えたAndroid端末も多数登場してきている。

当サービスの価格はアイテムあたりにかかるハンドリングフィー４ドルプラス、0.5ドル/１立方センチメートルで計算される。もちろん選択するNFCタグやシッピングコストによっても変化するようだ。
MAXサイズは15cm×15cm×15cm。
Flomio社のCo-Founder兼CEOであるRichard Grundy氏は、「単にシールのようにNFCタグを底に貼り付けたものだと簡単に剥がせてしまうが、このサービスではそういった事がない」と、従来サービスとの違いを語る。