ビール飲むなら、コーヒーも。コーヒーは肝臓に良い飲み物だと判明【米研究】

休肝日には、コーヒーを飲もう。
メリーランド州のベセスダにある国立がん研究所のチームが、コーヒーを飲むと脂肪肝、肝硬変、肝腫瘍の発生率が低くなることを発見しました。
20歳以上の27,800人の人々に、過去24時間どのくらいの量のコーヒーを飲んだかを聞き、血液検査でALT、AST、ALP、GGTなどの肝機能の指標となる項目を測定。
（これらの数値は高いほど肝臓にダメージや炎症があるということになります。）
調査の結果、1日に3杯以上のコーヒーを飲んだ人たちは、コーヒーを一切飲まなかった人たちに比べて、4つの血液検査の項目全てにおいて、数値が低いということが分かりました。
つまり、コーヒーを飲んでいる人ほど肝臓は健康だったという結果に。

また、カフェイン入りかカフェイン抜きかは関係なかったとのことです。
「コーヒーに肝臓の保護作用があることはこれまでの研究で分かっていましたが、カフェイン抜きのコーヒーにも同じ作用があるかどうかは分かっていませんでした。今後はコーヒーのどの成分に効果があるのか、更なる研究が必要です。」とチームのリーダーであるQian Xiao博士は述べています。

ビールが大好きで浴びるほど飲んでしまうような人は、お昼はコーヒーで肝臓をケアしてあげると良いかもしれません。