自然との共生がいよいよ実現！イタリア・ミラノにて『Bosco Verticale（垂直の森）』が建設スタート

イタリアのミラノにある歴史地区、ポルタ・ヌォーヴァにてまるでコンセプトデザインのような斬新で素敵なアパートの建設が始まりました。
『Bosco Verticale（垂直の森）』と呼ばれるこちらのタワーマンションは、持続可能な住宅の次世代を示す新しい集合住宅のスタイルとなっています。

イタリアの建築家Stefano Boeri氏は、2つのタワーを設計。
1つは111メートル、もう1つは80メートルの高さとなるこのタワーは、２つあわせて113戸を有しています。
最大の特徴は、建物全体に豊富な植物が植えこまれていること。
木が780本と、その他数えきれない数の植物が植えられており、合わせて1000以上もの種類の緑が建物全体に広がります。



それぞれの住居にプライベートの庭が備わっており、見た目が美しいのはもちろんですが、太陽光から影を作ったり、騒音や空気汚染物質を遮ってくれるというメリットもあります。
木々の水やりは太陽光発電により稼働する水分補給装置により自動で行われます。



コンセプト段階でストップしそうなデザインですが、ついに実現に向かって建設がスタート。
この建物が完成した時、人類は自然との共生にまた一歩近づいたことになるでしょう。