世界初の”電気”飛行機！エアバス社、パリ航空ショーにて初披露

電気自動車ならぬ、電気飛行機の開発に取り組むエアバス社の新しいプロトタイプがパリ航空ショーに登場します。
新モデル、2人乗り用「E-Fan2.0」は、最高スピード、時速136マイル（約219km）を記録、1時間の安定飛行を実現しました。
CO2排出ゼロ、ほぼ無音です。


航空機メーカー、エアバスがパリ航空ショーで披露する電動飛行機プロトタイプ、「E-Fan2.0」
同機の開発に、2000万ユーロ（約27億円）を投入

世界初の電動飛行機、E-Fan2.0は、全長約6.7m、翼幅9.4mで、軽量化を目指し、重量を500kgに抑えることに成功しました。
30kwの電動モーター2基を搭載、リチウムイオンポリマー電池を翼に乗せて飛行します。
エアバスは2017年末か、2018年初頭までに、全ての試作機の使用を開始する予定。
また、航空学校を対象にし、さらに大きくした4人乗り「E-Fan4.0」を2019年に登場させたいという意欲も見せています。
最終的に、2050年までには、100人乗りの電気飛行機を開発するという計画もあるんだとか。

最高スピード、時速136マイル、最長1時間の飛行を実現


エコカーならぬ、エコプレーンが空を飛び交うようになれば、環境保護促進に繋がることは間違いありません。
ただ、空の乗り物は、安全性を一番に考慮してもらいたいものです。