これぞ”自動車2.0”！バージニア州「自動運転車」の公道走行を許可

アメリカでは、自動運転カーの公道走行を解禁する州が、少しずつではありますが増えてきています。
カリフォルニア州は既に公道での走行を合法化させ、この夏からGoogleの自動運転車の試験走行がマウンテンビューで開始される予定。
そしてこのほど、バージニア州でも自動運転を開発している企業に対して高速道路の70マイル走行を許可する決定が下りました。
ただし、自動運転車はすべて事前に「バージニア自動車道（Virginia Automated Corridors）と呼ばれるテスト用コースで、バージニア工科大学交通研究所（Virginia Tech Transportation Institute）の厳しい審査をパスしなければなりません。
何といっても懸念されるのは衝突事故ですが、最近、Google自動運転カーが2014年9月から2015年5月までの公道試験走行中に、3件の事故を起こしていることが分かり、ニュースになりました。
Google側は、全て小さいもので自動運転カーが原因で起きたことではないと強調しています。


自動運転車の公道走行を許可している州は今のところ、ネバダ、カリフォルニア、フロリダ、ミシガンの各州とワシントンDC。
ネバダ州では、初の商用自動運転トラックの試験走行が公道で許可され話題になりました。
いよいよ自動運転する車が公道を走れるようになってきたこの時代。
一般消費者に受け入れられるのはまだ少し時間がかかるかもしれませんが、１０年後の道路にはどんな車が走っているのか楽しみです。