自転車を立てて駐輪スペースを節約するアイデア『Cyble』

人通りの多い駅前やスーパーなどの駐輪場では、無法地帯のように無数の自転車が乱雑にとめられ、歩行の妨害になっているような光景をしばしば見かけます。
駐輪用の設備を設置すれば幾分マシにはなるのですが、やはりそれでも現状のやり方では広いスペースを確保する必要が出てくるでしょう。
この『Cyble』はそんな社会的問題を解消するためのコンセプトデザイン。



自転車の前輪を設備に乗せると、装置がタイヤをホールドして垂直方向に持ち上げ、自転車を縦にした状態でキープします。
これによって水平方向のスペースが従来の約半分ほどセーブすることが可能となり、歩行スペースにゆとりが生まれるというのが狙いのデザインです。



もちろん動力などは必要となってくるので従来よりも設営コストがかかってしまうことは確かですが、太陽光発電などが実用的に普及してきた折りには現実味を帯びてくるかもしれません。