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木が夜道を照らす!?ホタルのように自ら光り輝く植物を開発

木が夜道を照らす!?ホタルのように自ら光り輝く植物を開発
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自然界にはクラゲやホタルなど、自ら発光する能力をもつ動物や植物が存在します。
オワンクラゲの体内には、GFPと呼ばれる緑色蛍光タンパク質と発光タンパク質であるイクオリンが存在し、クラゲが興奮することによってカルシウムとイクオリンが反応して青く光り、その影響でGFPが緑色に光ります。
またホタルの発光器には、ホタルの体内で作られるルシフェラーゼとルシフェリンと発光物質が含まれており、それらの酵素が反応して光ります。
これら自然界の不思議な力を、米国Bioglow社がBiomimicry(バイオミミクリー:生物模倣。自然の英知を模倣することにより、人類が抱えている問題を解決していく事)という手法によってとある「植物」を開発しました。
それがこちら。
ソーラーエネルギーや電気はもちろん、外部から一切手を加えずとも自らクリスマスオーナメントのように光り輝く『Starlight Avatar』です。



Bioglow社によると、『Starlight Avatar』は外部からの刺激などを必要とせず自律的に発光する世界初の植物とのこと。
「ヒカリゴケとどう違うの?」
と思ったりもしますが、ヒカリゴケは自ら発光している訳ではなく、球体の細胞が周囲の光を集め、それが葉緑体に反射して光っているように見えるというものです。



この『Starlight Avatar』は、発光性の海洋バクテリアを通常の植物の葉緑体ゲノムに取り込むことで、茎や葉からコンスタントに光を発する仕組み。
暗闇でエメラルドグリーンに光る様子が非常に美しい。



開発したBioglow社のKrichevsky氏は、現在の暗闇でぼんやり光る程度の明るさをさらに高めようと努めており、最終的にはライティングデザインの革命にも繋げたいとのこと。
本物の植物を部屋のルームライトやテーブルランプに使うというのは新しいインテリアになりそう。
未来の夜道は街灯なんて無くても「街路樹」が足下を照らしてくれているかもしれません。
そういえば、この記事もおもしろかったです。
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nature [Japan] January 30, 2014 Vol. 505 No. 7485 (単号)
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