なにコイツかわい！深海2万フィートで新種の海洋生物、大量発見

地球という星は、実に神秘にあふれています。
その7割を占めるという海洋の95％は未開だというのですから、殆ど何も分かっていないといっても過言ではないのかもしれません。
まして、水深2万フィート（約6000メートル）の世界など想像もつきませんね。
その中で、米国海洋研究チームが、米領バージン諸島とプエルトリコ付近の海底で、これまで誰も見たことの無い生き物の姿を明らかにしました。
プエルトリコ海溝は大西洋でも最も深い海溝で、最深部は8605メートルに達するそうです。
「これまでに到達できなかった場所を探索することができたことは、素晴らしいこと」
と、調査チームのAndrea Quattrini氏は話します。
チームは、プエルトリコ周辺の深海の生態系および海底の探索を目的に、4月9日から30日まで調査を続けました。

この結果、今まで殆ど知られていなかった魚類100種、深海サンゴ50種、そして数百種の無脊椎動物を発見しました。
どれも、正式名称を持たず、まだ分類もされていません。







チームの次の探索は、7月から9月に行われる予定、場所はハワイ沖だそうです。
きっと、また、珍しい生物を見つけてくれることでしょう。