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最大8枚のカードを1枚に集約する『Coin』、いよいよβ版スタート

最大8枚のカードを1枚に集約する『Coin』、いよいよβ版スタート
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いよいよ私たちは、今持っているすべてのクレジットカードをたった1枚のデジタルカードに集約することになりそうです。
去年の秋、とある100ドルのカードを披露しインターネット上の話題を攫った『Coin(コイン)』
その『Coin』がようやく準備を整え、β版スタートとなるようです。





『Coin』はデビットカード、クレジットカード、ギフトカード、優待カードや会員カードなど様々なタイプのカードが対象。
それらのカード等と同様に『Coin』には磁気ストライプがついています。
他のカードと違うのは、利用者が使いたいカードに応じてこのストライプ部分に入っている情報を変えることができるという点。
特定のアプリを使って、最大8枚分のカード情報を『Coin』に登録し、利用者のボタン操作一つでどのカードを使うのか選べる仕組みになっています。
カードの信頼性を高めるため、開発会社は今週1万人にベータ版プログラムを配布することを発表しました。

開発者であるKanishk Parashar氏によると、『Coin』は現代のライフスタイル向けに未来の技術を活用した商品。
「毎日8枚ものカードを持ち歩く必要はなく、携帯が引き出し、コインがお財布代わりのような働きをします。」





カード情報は携帯アプリを通じてコインに登録されますが、そのアプリサービスは先月すでに開始。
カード情報の登録は非常に簡単で、写真を1,2枚撮って携帯に差し込んだ専用機にカードを通すだけとなっています。

支払いのときは、『Coin』のボタンを押して使いたいカードを選択するだけ
カードは仕事用のクレジットカードだろうと、個人的なデビットカードだろうと登録があれば利用可能です。
選択した後、ほかのカードと同じように読み取り機に通すだけなので従来のカードと全く変わりなく使用することができますね。








『Coin』に内蔵されているバッテリーは2年間持つとされており、ディスプレイ上に選択したカードとその有効期限を表示するために使用。
スマートフォンに取り付けた四角いドングルを通すことでカード情報がコインに登録されます。
コインをどこかに置き忘れてしまったり、なくしてしまうことが心配かもしれませんが、心配ご無用。
コインはBluetooth機能を搭載しており、スマートフォンが近くにある時しか作動しません
また、カードがBluetoothに接続できない状態が10分以上続くと、コインを忘れていないかスマートフォンが警告を出してくれるようになっています。
コインとスマートフォンの距離が離れたときも同様にアラートがなります。





これだけ聞くと非常に素晴らしいプロダクトのように思えてきますが、一部の人々はこのコインに懐疑的。
「『Coin』で唯一最大の問題点は、これが一時的な流行のように思えることです。
たとえばCDは一時期流行りましたがその後すぐMP3に乗り換えられました。
8枚のカードを一枚に集約できるというのはごく短い間は流行るかもしれません。
しかし、たとえば携帯電話で少し操作するだけで支払いができるような、『Coin』よりも便利なデジタルウォレットは既に開発されていますよね。」

といった声もあります。
とは言え、クレジットカードが完全にデジタルウォレットに移行するのかと言われればそれも疑わしいですし、何とも言い難いところ。
未来が楽しみです。
そういえば、この記事もおもしろかったです。
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