これは命がけ！フランスの冒険家が風の力だけで動く飛行船を開発し、地中海を横断

チャレンジ精神が凄すぎる。
フランスのStephane Rousson氏が、風の力だけで静かに走る飛行船『Aerosail』を開発しました。
Rousson氏と複数の開発者たちが共同し、１０月末までにはこの冒険家と開発者たちはニースからコルシカ島のカルヴィまで地中海を横断しようと計画中。


『Aerosail』では、シーグライダーと呼ばれる安定したキールとケーブルで結ばれた飛行船をヨットのように操縦することができるユニークな構造になっています。
張り巡らされたケーブルがマスト、飛行船が帆の働きをします。
Rousson氏は地中海の横断計画実行前に、フランス南東部のロクブリュヌ キャップ マルタンで飛行練習を実施。
実はRousson氏、2008年にペダル電動式の飛行船でイギリス海峡横断を試みたのですが、その際には強風のため中間地点で計画を中断せざるを得なくなった苦い経験があります。
地中海横断に挑戦する際には同じようなことが起きないよう、穏やかな天候に恵まれることを願ってやまないことでしょう。
この冒険が無事に達成されることを祈ります。