一切洗う必要なし！ぬめりを栄養分に変えて、水をきれいに保つスマート水槽『Avo』

魚を飼っている人の中で、水槽のちょっとしたぬめりや泥、常に濁った水などでイライラさせられている人は多いかと思います。
そんな面倒を取り除くために開発された水槽がこの『Avo』。
一切水槽を洗う必要も、水を入れ替える必要も、フィルターを入れ替える必要もありません。
もちろん、そういった手間がかからない＝お金の節約にもなりますね。
水槽に必要なのは、定期的に水を補充することと魚に餌を与えることの２点だけ。

この『Avo』はラフバラー大学を卒業したSuzy Shelleyさんが開発したもので、入れ替えの必要ない自動洗浄フィルターを搭載。
底部分が持続的に動くようになっており、古いバクテリアを植物の餌に転換、新しいバクテリアが成長できるよう促します。
有害なアンモニア、亜硝酸塩や硝酸塩は自ら自然に除去されるため、水は一切交換の必要がないとのこと。
さらに『Avo』にはLEDライトが搭載されており、植物の光合成と成長を促すので、これも水を清潔に保つ一助となっています。
ライトは午前中は柔らかい赤、日中は白で夜は青く点灯。
水槽は水温27度で、熱帯魚向けに開発されているそうです。
発熱体は対流電流を発生させるように配置されており、これによって水中の栄養分が植物の根元まで行き届くようになっています。

水槽内の植物は7つのトレイに配置できるようになっており、簡単に配置換えが可能。
クラウドファンディングのKickstarterにて資金調達に成功したプロジェクトで、現在出荷準備中の段階にあります。

「私は小さいころから魚を飼っていて、水槽をきれいに保つこと、魚が健康でいられるよう水質も気にすることをしっかり学んできました。
魚を飼うというのは案外簡単なことではありません。水槽内に必要不可欠なバクテリアそ育てる必要もあるし、水槽をきれいに保つためには毎週臭い水やフィルターを交換しなくてはなりません。熱帯魚を飼うにあったってのこういったストレスを取り除き、魚の飼育をより簡単、綺麗で楽しいものにできるような何かを開発したいと考えていました。
Avoはそんな中で産まれた、魚の飼育をかなり簡単にしてくれる技術と素敵なデザイン性を持った水槽です。」