時速1100キロ！スーパー起業家のイーロン・マスク氏が超音速の交通システム「ハイパーループ」を建造開始

リニアモーターカーが遅く見える。。。

ペイパル、テスラモーターズ、スペースXの創業者として知られるスーパー起業家兼億万長者のイーロン・マスク氏。
これまでの功績を見ても人類に大きな貢献をもたらした人物ではありますが、これから10年で彼は地球文明をさらに一歩飛躍させてくれるかもしれません。
「ハイパーループ」と呼ばれるこの構想は、彼が考案した「第五の交通システム」。
磁力とファンを用い、カプセルを空気のクッションの上に浮遊させ、長いパイプの中を移動させます。
このハイパーループについてマスク氏は、
「時速700マイル以上のスピードも可能かもしれない。そうなると、ロサンゼルスとサンフランシスコはちょうど30分だ。」
と述べています。


クラウドファンディング・プラットフォームであるJumpStartFundが今から10年以内にハイパーループのプロトタイプを完成させるための新会社を設立。
CEOであるDirk Ahlborn氏によると、2015年には最初のプロトタイプの建設が始まるとのこと。

実用可能なシステムを10年以内に建設するようです。
政治的理由や法規制によりアメリカでの実現が難しい場合には、他の国で建設する可能性もあると説明。


乗客はカプセルの中に座り、幅1.35mのチューブの中を飛行機よりも速く移動可能。
遠心力をできるだけ少なくするために、パイプは可能な限りまっすぐなルートを通るように設計されます。

ハイパーループのデザインが公表された時、マスク氏は「ハイパーループは交通手段と輸送手段の両面で最も速く安いものになるだろう。」と説明しています。
Ahlborn氏によると、会社の最大の目標はハイパーループを建設することであり、それはマスク氏が現在考えているアメリカに限らないとのこと。
またこのシステムが実現可能であることが示されれば、多くの資金が集まると彼は考えています。