•   >
  •   >
  • 2030年、太陽活動低下し地球に再び「小氷期」。新モデルで予測

2030年、太陽活動低下し地球に再び「小氷期」。新モデルで予測

2030年、太陽活動低下し地球に再び「小氷期」。新モデルで予測
このエントリーをはてなブックマークに追加
太陽周期の新しい数学モデルによると、2030年代に太陽の活動が60%下がり、1645年に発生した「小氷期(ミニ氷河期)」が再び訪れる可能性があるそうです。
この研究結果は、英国ノーザンブリア大学のヴァレンティーナ・ジャルコヴァ教授が王立天文学会総会で公開されました。



小氷期とは、14世紀から19世紀半ばにかけて続いた寒冷な期間のこと。
太陽の黒点の数が著しく減少した時期、「マウンダー極小期」と一致しているということです。
マウンダー極小期は、太陽内深部の対流によって起きると考えられていましたが、研究チームは、太陽表面近くの対流が第2の力として加わっている可能性を示唆しています。
この2つの波は11年周期で動き、太陽の南北半球の間で変動します。
これが太陽活動に大きく影響し、波が同期している間は太陽の活動は活発化し、ずれた時に活動は弱まって地球の気温が低下するとみています。
研究チームはこの2つの波の状況と太陽周期の実データを比べたところ、その精度は97%に上ると説明。



style="display:inline-block;width:336px;height:280px"
data-ad-client="ca-pub-2062731224111057"
data-ad-slot="2042717053">






チームは、カリフォルニア州のウィルコックス太陽観測所で観測された磁場データから主成分分析技術を用いて新しい数学モデルを導出しました。
さらに、1976~2008年の太陽活動データを基に、チームが導き出した理論とのすり合わせをしたところ、予測とデータはかなりマッチしたとのこと。
さらにこのモデルを基に予測したところ、2022年にピークに達する第25周期中は、2つの波が相殺するようになり、2030~2040年の第26周期になると、2つの波の同期がずれて、太陽活動は著しく低下するんだとか。
ジャルコヴァ教授は、
「第26周期では、2つの波が完全に鏡のようになる。
ピークは同じ時期だが、太陽の反対側の半球で起こる。
これによって、お互いが打ち消しあうことになり、『マウンダー極小期』の特徴が生じる」

と説明しています。
そういえば、この記事もおもしろかったです。
Facebookでシェア
Twitterでツイート
request failed.
by Amazon
このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly
同じジャンルのおすすめ記事

人気記事 TOP 10
follow us in feedly
カテゴリー
  • IDEA(なるほどな発想、ありそうでなかったモノ)
  • HUMOR(ネタ系・おもしろ動画)
  • GAME(新作ゲーム機・ソフト、関連アイテム)
  • FOOD(キッチンガジェット、食のアイデア)
  • TRAVEL(死ぬまでに行きたい旅のスポット)
  • DESIGN(デザイン、アート、フォトグラフィー)
  • GADGET(最新ガジェット、便利アプリ・ツール)
  • MAKE(3Dプリンター、DIY)
ピックアップ記事
TOP