これぞ革命！コウモリのような超音波で進路をサポートする視覚障害者用クリップ

これは期待できそう。
「BuzzClip」は超音波を利用して進路をサポートする視覚障害者用のクリップ。
コウモリのように前方へ超音波を発生させて、障害物を検知できるようになっています。

従来、視覚障害者が外出する際には「杖」を持ち歩く、あるいは「盲導犬」と共に歩いて障害物を把握するのが一般的でした。
しかしながら、障害物の形も様々で、腰よりも高い位置にある障害物については「杖」や「盲導犬」では検知できないこともあります。

また、ひとことで視覚障害といっても、全盲だけでなく弱視であったり、部分的に見えない糖尿病網膜症など個人によって見え方は様々。
場合によっては杖を持ち歩きたくないという人もいます。


そんな人々にとって大きな役割を果たすのではと期待されているのがこの「BuzzClip」です。
超音波を前方に投げかけ、その跳ね返りを検知して障害物を認識します。
障害物を検知したらクリップが振動し、近づくほどに振動の感覚が短くなってユーザーへ伝えます。

超音波のリーチは1mと2mから選択できるようになっており、状況によって使い分けが可能。
バッテリーは約10時間持続し、USB経由で充電できます。
暗闇でも利用できるので、夜でも安心ですね。