削りカスのチップから作られた木像フィギュアが凄まじくアート

先日、デカすぎるくせに繊細すぎるギネス記録の木彫刻をご紹介しました。
そのスケールと精密な再現性には驚かされたものですが、「木像」と言えば普通は木を削った木彫刻をイメージしますよね。
しかし、ロシアのアーティストSergei Bobkov氏が創り上げたこの「木像」もまた素晴らしい。
目に見えているほとんどの部分が木の削りカスであるウッドチップから出来ています。










木片一つ一つが薄くて小さく非常にデリケートであるが故に、本物の毛皮や羽毛のリアリティを実現している作品。
ひとつの像を造り上げるのに約６ヶ月を要すると言います。
Bobkov氏の作品には数千ドルのオファーが来ているようですが、商用ではないとして販売していないのだとか。
自分が手にしたいものを自分で（ウッドチップのようなものからでも）創作できるというのは羨ましい限りです。