3Dプリンターで自分だけのオリジナルフィギュアを作れる『Sandboxr』

3Dプリンターで実際に出来上がった「モノ」を手にして、自分でもオリジナルな何かを作ろうと考えた人も多いだろう。
しかし、そこで一つの壁にぶつかる事になる。そう、3Dモデリングソフトウェアの敷居の高さだ。

もちろんモデリングソフトを使った事のある人々にとっては簡単かもしれないが、触れた事すらない人々にとっては何から手を付けたら良いのかも分からない。
また、少しくらいは扱えたとしても、ピクサーの映画に出てくるようなクオリティの高い3Dモデルを制作しようと思うと、ハイレベルな知識とスキルが求められるようになってくる。

『Sandboxr』はそのギャップを埋めようというわけだ。






Webベースでシンプルな3Dモデルを操作するインタフェースを設け、ユーザーフレンドリーな制作代行サービスを提供する。
同じく3Dプリンティングサービスである『Shapeways』は、決められたアイテムのプリンティングをしてくれるものであるが、『Sandboxr』では、アーティストやアニメイター、ゲームデベロッパーによりアップされた3Dモデルをベースに、ポーズや大きさ、アクセサリーの追加を行い、プリンティグすることが出来る。






ファウンダーのBerk Frei氏によると、価格は2.5インチモデルで約12ドル、3.5インチモデルで約20?25ドルを想定しているとのこと。





動画を見る限りでは、どうもアメーバピグのアバターを作っているような感覚でプリンティングできそうだ。
いつしか、3Dプリンターで出力した自分のアバターをアクセサリのように持ち歩きいて、それらを使ってソーシャルなつながりを楽しむような日が来るかもしれないね。