X-Track : ワイヤレスに音楽をビジュアル化するデバイスのプロトタイプが登場

X-Trackは、鮮やかなビート感とシンクロするLEDランプととともに、ユーザーの動きを追跡して音楽を視覚的に楽しむワイヤレスなプロトタイプデバイスだ。

曲の再生を動的に制御し、テンポを調整するとビジュアルがビートに合わせて変化する。
DJソフトウェアは自動的に曲のBPM（1分間の拍数）を解析してビートを揃え、外部制御アプリケーションに高解像度のビート位相メッセージを送信している。
外部のPCアプリケーションは、ビートのタイミングの情報をシーンにあわせてガジェットへ送信する。

このプロジェクトにおいては、ガジェットのプロトタイプは小型パッケージ（11x9x3cm）で提供されている。
身の回りに配置させることを考慮しているとのこと。

また、一つの同じ部屋の中に、同期化された多くのディスプレイを設置することが可能で、すべてのデバイスから情報を収集することができる。
デバイスの数は、無線通信の帯域幅によって制限され、各デバイスはメインコンピュータに戻ってセンサーの測定値を送信する。