SiriとRaspberry Piを連携して声だけで家電を制御する

『Siri』とは、既にほとんどのiPhoneユーザーが知っている通り、iOS 5から搭載された音声認識のパーソナルアシスタント機能だ。
そのSiriと『Raspberry Pi』（Linuxで動作する名刺サイズの開発用PC）とを連携して、家の電化製品を声だけで制御するプロジェクトの様子がYoutubeにて公開されている。
開発者はElvis Impersonator氏（Youtube上のネーム）だ。
動画内では、家のガレージを開け閉めしたり、警報機のアラームを解除したり、エアコンで温度調節したり、テレビのチャンネルを変えたりするなどしている。



これまでにも「Raspberry Piでピンボールマシンを自作するプロジェクト」や、「Arduinoで自宅のドアを自動ドアにハックするプロジェクト」などを見て驚きと期待に喜んだものだが、音声認識の技術を使ってここまで現実的なホームオートメーションの成果を出しているプロジェクトを見ると、さらなるワクワクがとまらない。

私たちが今思い描いている「未来の家」というのは、もしかすると個人レベルのDIYから生まれてくるかもしれないね。