Kickstarterで生まれた面白そうなサービス&ガジェットまとめ

『Kickstarter（キックスターター）』とは、クリエイティブなプロジェクトのためのクラウドファウンディング（資金調達）サービス。
2008年に米国でローンチされたもので、面白いアイデアを持っていてプロジェクトを進めたいけれど予算がないというユーザーが、他のユーザーから資金援助を受けることができるプラットフォームです。

これまでにも数々の成功事例が生まれており、多くのプロジェクトが目標調達額を達成。
実際に商品化され、Amazonなどで販売されているものも少なくありません。

そんなKickstarterから生まれたここ最近のプロジェクトから、面白そうなサービス&ガジェットを１０個ピックアップ。
これを機にあなたもBacker（資金援助者）になってみては如何でしょうか？

『OUYA』

Androidベースの据え置き型家庭用ゲーム機



『OUYA』は、Julie Uhrman氏率いる米国ベンチャー企業OUYA社（OUYA, inc.）によって開発されているテレビに繋げて遊ぶ家庭用のゲーム機。
最も大きな特徴は、全てのゲームタイトルが一度無料で中身を確認し、体験プレイをしてから購入が出来るという点。
ゲーム内での課金などの仕組みも備わっており、ゲーム開発用のソフトなども一式無料でネットからダウンロード可能です。
スクウェア・エニックスはファイナルファンタジーシリーズを提供することを決定しており、OUYAで遊べるゲームタイトルも充分に揃えて行くとのこと。
デジタル家電商品企画を行うゲッコー・アンド・カンパニーが国内輸入販売を行うことを発表しており、価格は19800円（税込）。
６月１日より出荷開始予定。

Kickstarterで人気の家庭用ゲーム機『OUYA』は99.99米ドルで今年６月にリリース。現在プレオーダー可能

目標資金調達額：達成
http://www.kickstarter.com/projects/ouya/ouya-a-new-kind-of-video-game-console?ref=live

『Mycestro』

人差し指に装着するウェアラブル3Dマウス



『Mycestro?』は、人差し指に装着し、従来のマウス動作を超手軽に実現するウェアラブル3Dマウスデバイス。
人差し指に装着した際の内側側面に３つのタッチインタフェースボタンがあり、これらをタッチしたままで指を動かすとポインタが動くようになっています。
クリックは任意の場所でタップ。
もちろん３つのボタンがあるので右クリックなども可能です。

接続はBluetooth4.0。
バッテリー充電はUSB経由で行い、持続時間は使い方にもよるがおおよそ８時間程度とのこと。

人差し指に装着するウェアラブル3Dマウス『Mycestro?』

目標資金調達額：達成
http://www.kickstarter.com/projects/mycestro/mycestrotm-the-next-generation-3d-mouse

『Vamp』

物置に眠るスピーカーをBluetooth化して蘇らせるガジェット



『Vamp』は、アンプが壊れてしまったり、新しいものを買ったりして、使わなくなったスピーカーをBluetooth化して蘇らせてくれるガジェット。
スピーカーに繋いで、iPhoneやAndroid端末とBluetoothでペアリングすれば、好きな音楽をスピーカーから流せるようになります。
マグネットが内蔵されており、どこにでも引っ付けることが出来る様子。

物置に眠るスピーカーをBluetooth化して蘇らせるガジェット『Vamp』

目標資金調達額：達成
http://www.kickstarter.com/projects/1238747394/the-vamp-bring-back-the-sound

『Wool & Prince Shirts』

100日間毎日着つづけてもシワも匂いも付かないシャツ



『Wool & Prince Shirts』は、毎日着つづけてもほとんど洗濯する必要がないボタンダウンシャツ。
ウール素材で作られており、他の生地に比べると強度が高く通気性もあるようです。
ファウンダーのMac Bishop氏が実際に100日間着つづけた後に行った街灯インタビューでも、「シワがない」「匂いもない」と評価を得ている様子。
バックパックの底に詰め込んで街中を走り回ったあとでも一切のダメージが無かったとか。
価格は98ドルから。

100日間毎日着つづけてもシワも匂いも付かないシャツ『Wool & Prince Shirts』

目標資金調達額：達成
http://www.kickstarter.com/projects/1868906/woolandprince-the-better-button-down-guaranteed

『SOCCKET』

遊んでたら自家発電してくれるサッカーボール



『SOCCKET』は自家発電するサッカーボール。
このボールで３０分遊べばLEDランプを約３時間照らすことが出来ます。
サッカーボールの中に、振り子のように揺れる発電デバイスが内蔵されており、ボールが転がれば転がるほどバッテリーが充電される仕組み。

遊んでたら自家発電してくれるサッカーボール『SOCCKET』

目標資金調達額：達成
http://www.kickstarter.com/projects/unchartedplay/soccket-the-energy-harnessing-soccer-ball?ref=category

『3Doodler』

空間にオブジェクトを描く、ペン型の3Dプリンター



『3Doodler』は、ABS/PLA素材を使って空中に線画を描ける3Dプリントペン。
空気中で固まるプラスチックをペン先から出力することで3Dオブジェクトを作成できます。
５０ドルの出資からプレオーダー可能。
3Dプリンターを使うにはある程度の専門知識やソフトが必要でしたが、この『3Doodler』なら誰でも簡単にオブジェクトを作れます。

空間にオブジェクトを描く、ペン型の3Dプリンター『3Doodler』　価格は７５ドル

目標資金調達額：達成
http://www.kickstarter.com/projects/1351910088/3doodler-the-worlds-first-3d-printing-pen?ref=category

『Bartendro』

カクテルを自動で作ってくれるマシン



『Bartendro』は、自動でカクテルを作ってくれるバーテンダーマシン。
スマートフォンやタブレットに表示されるメニューから「コスモポリンタン」や「KAMIKAZE」などのカクテルを選択すると、チューブを通って様々なスピリッツやリキュールが適切な量でコップに注がれるようになっています。
最大15種類のディスペンサーを接続し、１時間に360杯近くのカクテルをサーブすることが可能。

バーテンダーは間違いなくガクブル！カクテルを自動で作ってくれる『Bartendro』（Raspberry Pi内蔵）

目標資金調達額：達成
http://www.kickstarter.com/projects/partyrobotics/bartendro-a-cocktail-dispensing-robot

『Epiphany onE Puck』

スマホを充電できるコースター



『Epiphany onE Puck』は、飲み物の温度の変化を利用して、スマートフォンを充電するコースター。
コースター内部にスターリングエンジン（空気を加熱・冷却し、その体積の変化により仕事を得る外焼機関）が内蔵されており、飲み物の温度の変化でエネルギーを生み出す仕組みになっています。
コンセントを確保しにくい環境で役立ちそうな充電用ガジェット。
９９ドルからオーダー可能です。

熱い飲み物・冷たい飲み物からスマホを充電できるコースター

目標資金調達額：達成
http://www.kickstarter.com/projects/epiphanylabs/epiphany-one-puck

『Sprout』

芽が出る鉛筆



『Sprout』は、鉛筆の先っちょに植物の種が入ったカプセルが内蔵されている鉛筆。
カプセル部分は水に溶けるような仕組みで、鉛筆を植木鉢に差し込んで水をあげれば数週間で発芽する仕組みになっています。
用意されている種の種類はバジル、ミント、マリーゴールド、トマト、ラディッシュなど色々。
５ドルからバジルの『Sprout』が手に入るようです。

芽が出る鉛筆

目標資金調達額：達成
http://www.kickstarter.com/projects/democratech/sprout-a-pencil-with-a-seed

『Pucs』

次世代の「氷」



『Pucs』は、ステンレスで出来た氷サイズの冷たい金属体。
ステンレスの持つ保冷力を活かして飲み物の温度を下げ、それを維持して保冷してくれます。
コーヒーなどの熱?い飲み物を冷ます時にも有効。
35ドルから１セット６個入りの『Pucs』をオーダーできるようです。

氷はもういらない！ステンレスで出来た超冷たい『Pucs』

目標資金調達額：達成
http://www.kickstarter.com/projects/1652966788/pucs-rechargeable-ice-0