超音波振動を与えて骨折した骨を治療するギプス『U-Cast』

骨折の治療といえば、「ギプスで患部をしっかりと固定し、完治するまで安静にする」というのが一般的。
ところが、最近は超音波のような振動を与えて骨を治療するという医療技術が注目を浴びているようです。
プロサッカー選手やプロ野球選手など、完治を急ぐような患者が使っているという超音波治療ですが、その技術を応用したギプスがこの『U-Cast』。



患者の腕の大きさに合わせてフィットし、内部のデバイスから超音波が発せられるような仕組み。
超音波治療が上手く効果を発揮すると、ただ安静にした場合と比較して４０％も回復が早くなるというケースもあるようです。



現在のところはコンセプトデザインですが、近い未来には実現しているかもしれませんね。