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艦上戦闘機"J-15"(フライング・シャーク)の製造に3Dプリンターが使われる

艦上戦闘機
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『Flying Shark(フライング・シャーク)』の愛称で知られる"J-15"は、中国のShenyang Aircraft Corporationがロシアの"Su-33"や"Su-27SK/J-11"を元に開発した"J-11B"の技術をベースに開発している中国海軍の艦上戦闘機だ。
この"J-15"の最新プロトタイプのデザインおよび開発において、3Dプリンティングの技術が広く使われていることを、この度チーフアーキテクトのCong Sun氏が明らかにした。
戦闘機の重要部分となるチタン合金の耐力ストラクチャや、ランディングギアにおいて、3Dプリンティングが使われているとのこと。





中国は、航空産業におけるチタンパーツ製造の3Dプリンティング技術に関してリードすることを目的としており、LAM(Laser Additive Manufacturing)と呼ばれる製法は、従来と比較し90%もの原材料をセーブし、コストは5%程度に押さえられると言う。
その理由はやはり"金型"の有無だ。
従来の手法であればパーツの製造におよそ400万ドルかかるところ、3Dプリンターであれば約21万ドルで生産できるらしい。





中国メディアによると、多くの複雑なパーツが3Dプリンティングによって製造できるとのこと。
また、この技術は軍用機だけでなく、民間機にも応用可能であり、すでにNorthwestern Polytechnical Universityにおいて2016年より商用利用予定の"Comac C919"機の翼を試作しているようだ。





"J-15"は政府からの出資支援を受け、2015年より飛ぶ予定だ。
そういえば、この記事もおもしろかったです。
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