Arduinoと加速度センサーで超簡単に作れる「音ゲー」

日本のゲームセンターでは、「音楽ゲーム」というジャンルのマシンが人気だ。
「太鼓の達人」、「ダンスダンスレボリューション」、「ギターフリークス」、「ドラムマニア」、「ビートマニア」、「jubeat」、、、年を経るごとに形を変えて、いわゆる「音ゲー」のアーケードマシンは国内にかぎらず世界のゲームセンター市場を盛り上げてきた。

私たちプレイヤーは、ゲームセンターでプレイしたり、他の人のプレイを見ながら楽しんでいるのが従来の姿だった。
しかし、昨今のメイカーズブームを受けて、「音楽ゲーム」の楽しみ方が変わってきている。
そう、作る側の楽しさを知りはじめているのだ。



今回紹介するプロジェクトは、Arduinoと加速度センサーを使って作る、ごく簡単な「音ゲー」だ。
センサーを取り付けたグローブを身につけて、タイミング良く手のひらを様々な方向に向けることによってゲームをクリアする。
使っている３軸センサーがひとつだけなので手を動かすパターンは限られているが、大きな可能性を感じさせるプロジェクトだろう。
使っている部品・パーツは、以下の通り。

　・Arduino（おそらくUno）
　・３軸加速度センサー
　・ピエゾスピーカー
　・グローブ
　・なにかしらの曲

あとはArduinoを持っている人なら誰でも持っているようなブレッドボードやジャンパーくらいだ。
Arduinoにアップロードするコードもこちらで紹介されている。

「音ゲー」がこうも簡単に作れてしまうと、そのうち個人がゲームメイカーやゲームセンターにアーケードマシンを提案して協同で作るような時代がやってくるかもしれないね。